畑づくりはじめました2020⑦

【2020/11/08 ③】

午前中休耕田の草刈りをしている時に、そばを通った別の農家さんから、
『よその田んぼも刈りよるん?えらいねぇ。』
とお声かけをいただき、個人的にはちょっと違和感というか、
地権者と話はついているのかとか、そこも借りたの?とか、
そういう話なら分かるんですが、ふと疑問に思ったわけです。
しかし、その後のお話を聞いていると、

我々がお借りした田んぼの上の山の法面は、声をかけてくださった農家さんが自主的に草を刈っているという事でした。

田舎の土地は、地権者さんが引っ越されたりお亡くなりになったりして、遠方の方が所有されている事例も多くあります。

田舎では、そうした手付かずの農作地や山の裾野を、周辺農家さんが自主的に整美しているということもどうやらアルアルのようですね。

この写真の手前のセイタカアワダチソウは、外来種で繁殖力が強く、よく休耕田を埋め尽くしています。
ここも例外なくそうなのですが、このような荒れた休耕田に外注が潜み、稲が実り始めると稲に移動してお米の実を食い尽くすという事を以前にもご紹介しました。
農家さんにとっては周辺の荒れた休耕田の存在は死活問題なんですね。。

ところで、私がよく使うこの写真。実は我が家から田んぼに向けて撮影したもので、奥の方は今でも田んぼが作られていますが、手前側はもう長いこと休耕田。しかし、所有者さんや近所の人で協力して草刈りを継続しているので、セイタカアワダチソウも見当たらないし、美しい景観が保てているのだと、今日父に話を聞くことができました。
休耕田をただ草刈りなどし、お手入れをするだけでもまちづくりになるんだなぁ〜と、今日はとても感動する1日でした。

では、また進捗があったらご報告しますニコニコキラキラキラキラ

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