tab-mimi通信【2022年7月号】

tab-mimi通信

さて、今年もいよいよ夏本番。雨も上がり、暑い日が続きますね。

胡麻の苗がとっても元気

AgriCampusでは“畑の夏“を初体験していますが、草の管理が大変で、ついつい伸ばしがちにしてしまうとあっという間に畑を覆ってしまいます。

更に、種を採ることまで想定した栽培は、なかなか自然との調和の経験がないとなかなか難しいですね。。数年かけてしっかり習得していきたいと思います。

オルタナティブスクール“宇宙子舎(てらこや)と、こびとのおうちえん

さて、先日はこちらのとってもステキなオルタナティブスクールに伺うことができました。

改めて取材記事等についてはまとめていきたいと思っておりますが、ここは本当にステキな場所です。

何より、“自分たちの想い“が詰まった空間。自分たちで作り、楽しむことを凝縮した空間になっています。

10年以上が経過したこどもたちの作品が、まだ大切に掲示してある。これ以上の想い溢れるインテリアがあるだろうか。

世の中には色んな想いがあり、そこから生まれる活動や体験があります。それはどれもがかけがえのない個人から生まれた個性の輝きで、人それぞれに違った歓声で受け取って、また次の輝きを生み出すのでしょう。

人がそれぞれに違うことを理解し合い、お互いの想いを受け止めあって暮らしていくからこそ、新しい画期的な魅力が生まれていくと考えます。

こちらの主宰である大下さんのブログ記事がありますので、ぜひご覧いただきたいと思いますが、

自然菓子工房 欧舌/半農半菓/エッセイ

自らの周りに起こる様々な出来事を通して、自分の中から美しい心を磨き出しながら人は成長してゆくのであれば、

少し不自由なくらいの方が豊かだなぁと思うわけです。

その、少しばかりの不自由さを取り払うことを神経を使うのではなく、少しばかりの不自由さをそう感じないように成長してゆく。

楽しくない、辛いと思うことを楽しくなるように変えてゆく。

それが、自分たちだけの幸せな暮らしになるんだなぁと改めて強く心に刻まれる出会いをいただいた今月でした。

芸術家の岡本太郎さんは、ご自身の芸術作品、特に一点物は人にを売ることがなかったといいます。

それは、せっかく作った芸術がどこかのお金持ちの高く買われたとして、その人の個室にずっと飾られておくだけのものになるのだとしたら、それは『存在しない』のと一緒だ。

と、お考えになったからだそうです。

沢山の方々と接する中で自分の中に沸き起こる感情やアイディアを、どのような形でも表現しながら形にしてゆくことは、芸術作品でなくても誰かに大切なことを伝える大きなエネルギーになることでしょう。

私も暮らしのフィールドから、周りの方々や先人の方々から享受した眩いばかりの影響を、何か形にして次世代に伝えていけるように取り組んでいきたいと感じました。

今月もご覧いただきありがとうございました。また来月もどうぞ宜しくお願い致します。

※tab-mimi通信[編集後記]は、月刊AgriCampusと併合するため、今月で一旦休止とさせていただきます。

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