tab-mimi通信【2022年6月号】

tab-mimi通信

6月中に梅雨が終わってしまうという異例の気候状態の中、暑い日々が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

6月はこれまでも告知の通り、田布施への視察者の方を受け入れるイベントを2回行ないました。

6/10〜11は地域未来創造大学校次世代まちづくりスクール吉原勝己ゼミの実習として、田布施町内のたくさんの皆様のご協力を得て1泊2日の視察ツアーを、

6/12はたぶせiTurns主催の『田布施まちあそびツアー』を実施し、全国から総計13名の型にご参加をいただきました。

初日からホストの私がとんでもない超過密日程を構成したために、ご参加のみなさまには心休まる時間もなく連続する田布施の魅力的な素材をご覧いただいたにもかかわらず、
“世界レベル“、“生き様がカッコいい“、“町に熱い想いを持つ人が多い“というご感想をいただくことができました。

ご参加いただいた方々、ご協力をいただいたまちの皆様に対して、私からは何か謝礼などを申し出たわけでもなく、それぞれの皆様が最大限この機会を楽しんでくださったことに心からの感謝が沸き起こりました。

そして、これを機にまちでの活動に拍車をかけられた方や、新たな活動が誕生し、今後の田布施がより盛り上がりを見せる予感が漂っております!

まちづくりという活動は、全国的にも収益に繋がるような活動ではないけれども、少なくとも自分たちの幸せは自分たちの力で手に入れようという小さな想いが結実して起こっているように感じます。

“豊かな暮らし“という観点で冷静に世の中を見てみると、もう既に成熟しきった現代では資本主義的成長は必要なく、自分たちの暮らしに必要なものを取捨選択していくようなフェーズにあるようにも、自分なりに感じています。

そうした想いを結実させようという自分自身から沸き起こるエネルギーを循環させていく事こそが本来の自然な経済なのではないか。

等価交換だとか、対価、報酬という概念こそ実は必要ないのではないかという私なりの考えに沿って実行した一つのイベントに、多くの方の共感をいただけたという事こそが私自身にとっての大きな収穫となりました。

田布施町観光協会さんが掲げてらっしゃる

『この町は、あなたの力でもっと面白くなる』

というキャッチコピーに共感するように、私自身の“まちや暮らしを面白くしたい“という想いを一つの形にすることで、少しでも共感がいただけたことに感激しつつ、これからも自分なりのまちづくりに邁進していきたいと決意を新たに致しました。

本当にこの度ご協力、ご支援をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

この6月は、わたしの農園AgriCampusでも本格的な収穫が始まり、自然の偉大さと対峙する難しさを痛感しています。

未来の子どもたちに豊かな命題をバトンとして繋げるように、自分なりの豊かな暮らしをこれからも追求していきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました