tab-mimi通信【2022年4月号】

tab-mimi通信

今年もあっという間にゴールデンウィーク突入となりました。

農作物も4月になると一気に成長するものですね。(雑草も)

自然の力を得て育つ野菜が収穫する時にはどうなるか楽しみです。

さて、実は4月28日から4日間、福岡でまちづくりに精力的に取り組んでいる地域の方々のエリアに視察勉強会に伺ってきました。

こんな、ゴールデンウィークなのにほとんど人のいないエリアにて、深い学びを得ました!笑笑

福岡の筑後地区(南部)は、2005年に『消滅可能性都市』に認定された自治体が多く、その地域の人々が、何とか地元の再生を願い努力されています。

そんなエリアを『課題解決先進都市』と定義し、社会課題に取り組む方々の想いは眩いほどに美しく、深い共感を感じられるものでした。

建築の業界にいると、どうしても建物の事に注意が向きすぎて、自分の見識の届く範囲でその建物を『良い』『悪い』と判断してしまいます。

しかし、今回学ばせていただいたまちづくりプレーヤーの方々はそうした課題も丸め込みながら“その建物に関わる人々“にフォーカスしているように感じました。

その地域の財産であり、我々人間の拠り所である建物に対して、

自分の見識で『良い』『悪い』と判断して杓子定規に測る建築業界の専門家と、

財産になりうる建物を有効に再生して、そこに『快』を生むまちづくりプレーヤーと、

どちらが地域の人々やまちにとって価値のある仕事なのでしょう?

答えはこれもまた人それぞれですが、持続性ある社会の構築のために、目指すべき方向性については個々人で考えておきたいですね。

まちに、『大好きな場所』があることは豊かさの象徴なように感じる視察になりました。

そして、4月30日にはシンポジウムも開催され、私にも“共感デザイン“に関する発表をするお時間をいただくことができました。

6月10、11日にはそんな全国のまちづくりプレーヤーの方々に実際に田布施の様子を視察にも来ていただける運びとなっております。

一緒に“共感デザイン“を通じて、田布施の豊かさ創出に一役かっていただける方には是非ご参加いただきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

それでは、また来月お目にかかります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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