新しい年を迎え、早1ヶ月が経過しようとしています。
今月は、『人物百景@たぶせ』に丸山さん、伊藤さんの記事を追加させていただくことが出来ました。また、新企画として『田布施空き家活用研究会』に日本の空き家問題に関する記事を一本、管理人個人が運営している自家農園の様子についての記事を数本更新させていただきました。またお暇な時にご覧いただけましたら幸いでございます。
この記事を書いている本日は、管理人も参加させていただいております『NPO法人田布施町まるごと公園化プロジェクト』による、桜の苗木無料配布会が行なわれました。
今年は500本、一本も余りが出ずに配布されたとの事で、9年間のご活動の成果により田布施に増えた桜の木は累計4750本となりました。こんなに多くの桜が増えたことで田布施の風景も豊かになり、その豊かさによってより多くの方々が田布施を好きに、大事に思われる事でしょう。
主宰の田川さんは最初にお会いしてお話を伺った時、『think globally,act locally(想いは大きく、活動は小さなことから)』とお言葉を下さいました。
桜を配布するイベントも、これによって地域の風景が豊かになれば、そこにまた人が集まって、その人たちが田布施を盛り上げてくれるだろうと。『風景資本主義』を唱える田川さんにとって、田布施の風景を良くする行動を積み重ねることこそが、未来を紡ぐ“活動“にあたるということですね。
先月ご紹介した、まちづくりのお勉強を一緒にさせていただいている方々とも、この世の中で最も効果のある『価値』は
『共感』
という感情ではないかというテーマで学ばせていただいております。
先月ご紹介させていただいた、団地再生を行なわれている方のお気持ちに痛く感動し、私から「言葉の力は限定的で、やはりそこに内包される“気持ち“がこもっている事が大切な気がします。そうなると、言葉って価値が薄いのかもしれませんね。」と、率直なご感想を述べたところ、
「それでもこの気持ちを困っている方に届けるために、我々はなんとか言葉を紡ぎ出さねばならないんだと思っています。」
とおっしゃっていただき、ハッとしました。
『言葉にすれば、それは叶う』
そんな不思議な“言葉の可能性“を信じて、これからも様々な活動を通して『田布施を良くしたい』というみなさまのご活動の後押しとなれれば、共感を紡いでいくことができれば幸いでございます。
そして、いずれ私も、その一員としてまちを豊かにする活動を積み重ねていき、未来へのバトンを繋げれば嬉しいなと思います。
まだまだ世相の安定しない中ではありますが、輝かしい未来を信じて活動されるみなさまのお力になれるよう、これからも自分なりに活動して参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。
今月も大変お世話様になりまして、誠にありがとうございました。
田布施の耳たぶ管理人:田原淳嗣
コメント